セオヲカミ。
セオヲカミ(せおをかみ)は、日本の妖怪。「背追う咬み」、「背オオカミ」が由来とされている[要出典]。
概要
外観
オオカミモチーフの妖怪と言われるが、下記の異論もある。
能力・性質
上記のどの形態であれ、共通する性質は、
である。単独で襲われた場合、背中の物体を目視確認する事は不可能に近いので、生存者(襲われた者)の証言は信頼性に欠ける(パニックに陥っているので)。なお、毒は、致死量を越える、とされる。
いずれにせよ、「背後から襲いかかり、重傷を負わせる(殺す)」という、日本妖怪には珍しい凶悪、かつ卑劣な存在である。谷に住むイ×ウと言う長が、傷ついたセオヲカミを助けようと手を差し出した時は、その手を喰いちぎり、半殺しの目に合わせたと言う。
やまんば説の場合、当初は美女に化けている事があり、変身能力を有しているという説がある(ただし、「蜃気楼などの見誤りであり、証言者が冷静さを欠いていた証拠」とも言われる)。
異説
あまりに凶暴なので、「国産では無く、半島経由の外来種なのではないか?」との説が根強い。
スフィンクスのように、謎かけをすると言う報告もある。ただし、スフィンクスよりも冷酷で、なおかつ下劣な話を好むとされる。